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【苔テラリウムの作り方】水槽を使った大型苔テラリウムの作り方
小さな容器でつくる苔テラリウムに慣れてきたら、ゆとりのある容器で自分だけのコケの森を構築してみませんか?
今回は、20cm水槽に大型の苔テラリウムを作る方法を解説します。
水槽のような大型の容器は小型の苔テラリウムとは違った個性豊かな景色を作ることができ、多種のコケを一度に育てるのにも向いています。
▼その他のキットを使った苔テラリウムについてはこちらの記事もどうぞ▼
>>【初心者でも簡単】ガラスキャニスターでつくる苔テラリウムの作り方|初めての方向けキット
>>【景色をデザインする】ワイドミニ水槽で作る苔テラリウムの作り方
水槽で作る苔テラリウム作製キットの中身は?
作製キットの内容は
・ふた付き水槽 長さ20cm x 奥行き20cm x 高さ14cm
・テラリウム用SOIL3袋
・富士砂極細粒
・渓流砂極細粒
・素材ゴケ8種類入りパック
・溶岩石 大x2個 中x2個 小x1個
と色々な材料が入っています。
「20cm水槽で作る苔テラリウム作製キット」購入はこちらから
>>「25㎝水槽で作る苔テラリウム作製キット」にリニューアルしました
他に必要な道具は、
・ピンセット
・ハサミ
・霧吹き
・水差し
・刷毛
ピンセットとハサミは先の細いものが使いやすいです。
水槽につくる苔テラリウム|作製手順
①苔テラリウム用SOILを入れる
3袋全て入れます。
②溶岩石を配置する
景色を作るポイント。ここでデザインの大枠が決まります。じっくりレイアウトを考えましょう。
③刷毛を使ってSOILを整える
刷毛を使ってSOILをならすように整えます。後ろに向かって傾斜をつけると、より立体的な作品に仕上がります。
④水差しをつかってSOILを湿らせる
SOILが底面まで良く湿るまで水を足していきます。溶岩石も一緒に湿らせましょう。
水を300mlくらい使用します。
⑤化粧砂を敷く
真ん中に道があるように渓流砂を敷き、両サイドに富士砂を敷きました。化粧砂はタップリ入っているので、どちらか片方の砂だけで仕上げることもできます。
⑥ピンセットでコケを植え付ける
少量ずつ掴んで植えていきます。同じコケを一カ所にまとめず、数カ所に配置するとバランスの良い作品に仕上がります。
コケを密に植えるところと、空間をあけるところのメリハリをつけると、自然で綺麗な仕上がりになります。
この後の成長も想像しながら植付けていきましょう。
⑦全体に霧吹きをかけ、フタをしめて完成
コケ全体にまんべんなく霧吹きをかけます。フタをしめて完成。一ヶ月間程度するとコケの仮根が生えて定着します。
水槽でつくる苔テラリウム完成
完成しました。写真を撮りながら作製して約60分間。馴れていない人でも90分間位あれば作製できます。
まだコケは生えていない空間が広めですが、徐々にコケ成長し2年間程度かけて埋め尽くしていきます。
いかがでしたか? 水槽で作るのは難易度が高そうに思いますが、意外と簡単に作れます。
作品の中に好きなフィギュアやオブジェを入れて、アレンジを加えてみるのも良いですね。
>>「25㎝水槽で作る苔テラリウム作製キット」にリニューアルしました
20cm水槽での苔テラリウムの作り方は動画でも解説しています。あわせて参考にして下さい。
水槽など大型容器でのコケの育て方は、こちらの関連記事をご覧ください。
苔テラリウムの育て方疑問・質問はこちらを参考にしてください。