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北八ヶ岳苔の森で過ごす休日 コケさんぽ&苔テラリウム
開催の様子はこちらの記事をご覧ください(2019.8.24)。
北八ヶ岳苔の森で過ごす休日 コケさんぽ&苔テラリウム
北八ヶ岳のコケの森でコケ三昧の休日を過ごしませんか?
麦草ヒュッテと道草michikusaが今年も「北八ヶ岳苔の森で過ごす休日」をコラボ企画しました。
都会で開催しているイベントでは味わえない、コケ尽くしのゆったりとした時間を過ごすことができます。
山小屋を出れば、そこはすぐ苔の森。
会場となる麦草峠は標高2000mを超え夏でも涼しい環境なので、亜高山帯特有のコケを多く見ることができます。
八ヶ岳全域にはなんと約500種類のコケが確認されており、日本蘚苔類学会に「日本の貴重なコケの森」にも認定されています。
種類が豊富なだけでなく、コケの生える森の景観は息をのむ美しさ。
森についたら、まず深呼吸してください。清々しくふくよかな森の香りが体を包み込んでくれます。
山小屋の苔おじさんと行くコケさんぽ
午前は山小屋の苔おじさんおススメの苔スポットへ、コケを見ながら楽しくコケさんぽ。北八ヶ岳の苔の森を楽しくコケ話ししながら歩きます。
CMで有名になった白駒の池からはちょっと離れて、山小屋のおじさんの案内だからこそ行ける秘密の場所「地獄谷」へ。(地獄谷といっても怖い場所ではないですよ)
夏でもひんやりとしたその場所は、大きな岩が苔むしていてなんとも言えない情景です。よく観察すれば、ヒカリゴケを見ることもできます。
白駒の池周辺よりも人が少なく、しゃがみ込んでのコケ観察や、写真撮影もゆっくりできるのがコケ好きにとっては魅力的。
森の中でのコケとの触れ合いをじっくり堪能しましょう。
昨年はコケさんぽ中、地獄谷でオコジョが姿を見せてくれました。警戒心の強い動物なので、こんな近くで見ることができるのはとっても貴重なのだとか。
苔の森に思いをはせながらの苔テラリウム作り
昼食をはさんで午後からは、コケさんぽでみた苔の森の景色を思い出しながら、苔テラリウム作り。
約10cmのガラス容器に数種類のコケと石を使って、手のひらサイズの苔の森を作ります。
地獄谷のような苔むした石のある風景を作るもよし、苔の森のようなふかふかの苔が生える風景を作るもよし。
育て方のコツや、きれいにレイアウトするコツもじっくりお話しします。
さあ、休憩時間も山小屋を出ればすぐに苔の世界へ…
【開催日】8月24日(土曜)
【参加費】6000円
【宿泊費】9500円(2食付)
☆宿泊なしの当日のみ参加も可能です。
☆山小屋につき、相部屋をお願いする場合がございます。
【場所】麦草ヒュッテ
【アクセス】
電車:JR茅野駅よりバス(麦草峠線)<9:30茅野駅―10:42麦草峠>
車:中央自動車道「諏訪IC」より 約50分
☆駐車場に限りがありますので、お車の場合は事前にご連絡ください。
【スケジュール】
10:50~ 集合・受付(麦草ヒュッテ)
11:00~ コケさんぽ
13:30~ 苔テラリウム作製
~15:00 終了予定
【持ち物・服装】
・軽い山歩きができる服装・靴でご参加ください。
・小雨天の場合コケさんぽを決行します。カッパなど雨具をお持ちください。
【注意事項】
・昼食は各自ご準備下さい。麦草ヒュッテ食堂利用可。
・北八ヶ岳苔の森 苔を含む動植物の採取が禁止されています。
・ワークショップで使用するコケは、北八ヶ岳の苔ではありません。低地の環境でも育ちやすいものをご用意します。
【ご予約】
【宿泊者対象特別企画 夜のコケ座談会】
今回宿泊のお客様には特別企画もあります。夜の早い山小屋で夕食後のひととき、山小屋の苔おじさんと一緒にコケを囲みながらお酒を飲みつつ苔の話をする懇親会。
山小屋の苔おじさんこと麦草ヒュッテ島立さんがひたむきに追っている、フンゴケの最新情報や北八ヶ岳の苔事情裏話など、お酒の場だから聞ける話が満載。もちろん子供の参加もOKです。
【白駒の池まで】
麦草ヒュッテから白駒の池までは、徒歩で約40分です。一昨年JR東日本のCMで取り上げられ、北八ヶ岳に来たならば訪れてみたい苔スポット「白駒の池」。
昨年は朝食後、白駒の池をぐるっと一周お散歩してきました。朝の時間は人が少なくコケを観察しながらのお散歩も、ゆっくり楽しみやすいのでおススメです。