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大田区雑色(ぞうしき)の道草アトリエ紹介
東京大田区雑色にアトリエオープンしました
この春、山梨県から東京大田区へお引越し。大田区といえば下町ロケットを代表とする町工場やシンゴジラでしょうか。大田区といっても広いんですよね。
私が一番馴染みがあるのは大田市場(花市場)。あとは飲み屋の街蒲田、大森、高級住宅街田園調布も実は大田区。あとコケ好きにとって忘れちゃいけないのは池上本門寺のある池上。
そして、道草が移転したのが雑色…!
雑色ってなんて読むの??
初めて聞いたぜその名前。
なんて読むの?? ざっしょく、ざつしき・・・
正しくは「ぞうしき」と読みます。雑色は京浜急行線の駅で、京急蒲田と京急川崎のちょうど真ん中といえばわかりやすいだろうか。
もっと広く見ると、品川と横浜の真ん中! 京急線の各駅しか止まらないとはいえ、まあアクセスは良い場所でなないのかな。
活気ある雑色商店街
雑色駅を降りると、横に広がっているのが雑色商店街。古くからの商店も多く残っていて、素朴で活気のある商店街。
焼き鳥屋さんや、揚げたてのお惣菜を出してくれるお肉屋さん、肉豆腐売ってるお肉屋さん、美味しいとんかつ屋さん、精肉店・・・とにかく肉屋が多い!!
竹沢商店の焼き鳥は、ボリュームがあって、持ち帰りよりもその場で買い食いするのが一番おいしいヤツ。その日によって、もつ焼きやもつ煮込みが並んでいる。
バス通りと商店街の角にあるお肉屋さん丸美食品は、注文してからコロッケやメンチを揚げてくれるホットなお店。さらにおススメは2階の食堂。一人では入りづらいが、ここは勇気を出して。美味しさはお墨付きです。
そして、バーミアン… 雑色のバーミアンはただのバーミアンではないのだ。なんとボトルキープできるバーミアン初めて見ました。さすが酒飲みの街ですね。
お買い物は巨大なOKストア
雑色には巨大なOKがある。えぶりでーろーぷらいす。毎日安いの標語通り、お弁当やお肉が無茶安い。そしてなんでも揃う。2016年に本社を横浜みなとみらいへ移転したが、その前はここが本店だったらしい。
こんな巨大で、安いスーパーがあるのに商店街の古い商店も活気があるのは、たくましく思ってしまいますね。ガンバレ個人商店!!
先に伸びるのは水門通り商店街そして水門
雑色商店街から第一京浜を渡って、先に伸びるのが水門通り商店街。駅から離れるので、雑色商店街ほどではないが古い味のある商店が多く残っています。
第一京浜こえてすぐにある魚屋さんは何とも言えない味わい。更に進むと多摩川の土手に出て、古い水門が鎮座しています。
道草michikusaの新アトリエ
道草のアトリエは雑色駅から徒歩6分、第一京浜を少し歩いた先にあります。
マンション内側に入った場所にあり、ちょっとした隠れ家的スペース。静かに作品を作製することができる落ち着いた場所。
おそらく初めて来た人はすぐにはわからないかと。まあコケのように都会の隙間に生息しているイメージであります。
教室に使うためのスペースと、作業スペースと2つの部屋があり、作業スペースはコケ工場か研究室のようになっています。
大田区ですから目指せ苔の町工場。
道草の作製机はこんな感じ。普段はアトリエに引きこもって、この机でたくさんの苔テラリウムを植えています。
道草の完全趣味ゾーン。この大きな流木にいろんな植物を着生させたいと計画中。
アトリエを訪れることがあったならば、まず見てもらいたいのが、この生けこみ。ジャゴケ・ヒメジャゴケ・ゼニゴケなどなど。苔類がいっぱい。
実は、初めに物件を見に来たとき、物件を内見する前にこのコケたちを見て、ここの物件にしようかなと、ほぼほぼ心は決まっていたのです。
コケがいっぱい生えているということは、コケにとって住みやすい、居心地の良い場所ということですからね。大切!!
物件打ち合わせ~内装工事~引っ越しの様子は、こちらの「道草・micromアトリエ引越し日記」(note)をご覧ください。
一緒にやっているのはmicromさん
雑色のアトリエはプランツジュエリーmicromさんとの共同経営。
micromさんはフレッシュな植物や木の実を使った、アクセサリーを作っている作家さん。生きた苔を連れて歩くテラリウムアクセサリーは、コラボ作品なのです。
アトリエではmicromさんのワークショップも開催していく予定です。企画が決まりましたら、道草のサイトでもご案内いたします。
共同でイベント出展も増えてくると思いますので、よろしくお願いしますね。
アトリエでイベント・教室
アトリエでは見学や販売は行っておりませんが、今後いろいろな教室・ワークショップ・イベントを開催していく予定です。
販売店やイベント会場でのワークショップとは違った、ゆったり落ち着いた時間を過ごしていただけます。
皆さんがゆったりと作業できる、気持ちの良いスペース作り進めていますので、もう少しお待ちくださいね。
雑色にすでに馴染んでます
今回の引っ越しは山梨からではあったものの、わたくし生まれは東京ですから。東京に返り咲きつぅーことですよ。
雑色・蒲田界隈の雰囲気は、商店街と町工場・土手・銭湯で構成されており、私が育った新小岩界隈ととても似ていて、まあ馴染みやすい場所ではあるのです。
これからはここを拠点に、コケの面白い商品・イベント・情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします。