コケ図鑑Koke Dictionary
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タマゴケ
- 育てやすさ★★★
- 成長普通
- 高さ低
- 耐暑性★★
- 明るさ半日陰~日陰
タマゴケ/玉蘚【蘚類タマゴケ科】
森林の明るめの林床に自生してます。まん丸の胞子体を付けることからタマゴケの名前。英語名はapple moss。胞子体が青りんごのようにみえることに由来。
柔らかな緑色が綺麗で人気のコケです。暑さにやや弱くコケの先端が茶色く変色しやすいのが欠点。晩秋から冬の寒い時期に新芽を出し成長します。まき苔で増えやすいので、葉を細かく刻んでソイル上に蒔いて増やしたり、石の上に蒔いて着生させる楽しみ方ができます。
【栽培のポイント】
・夏の暑さに弱いので夏越しがポイント。
・暑い時期は容器内に水が溜らないように注意する(蒸れ対策)。
・最低気温が10℃以下になると成長が良くなるので、冬も涼しい場所で育てると良い。
・茶色くなった胞子体はカビの原因になるので取り除きましょう。
関連記事「タマゴケのタマが出てこないのはなぜ?テラリウムで楽しむタマゴケの胞子体について」
【苔テラリウム作品例】
タマゴケは柔らかく可愛らしいイメージなので、キャニスターなどキュートな容器と合わせると綺麗に仕上がります。葉や茎からも再生しやすいので、撒き苔栽培で生えてくる様子を楽しむ作品を作るのも面白いです。