イチョウウキゴケ／銀杏浮苔【苔類ウキゴケ科】

水田などの水面に浮かんで生きる珍しい種類のコケ。二股に分かれる葉の形がイチョウに似ていることがイチョウウキゴケの由来。田んぼの水が抜かれたあとは土壌でそのまま生育する。近年除草剤が使われるようになったこともあって減少しており、地域によっては絶滅危惧種に指定されている。

【栽培のポイント】
・水に浮かべて栽培する。
・明るい場所を好むので、日当たりのよい窓際か、LED照明を使って育てる。通常テラリウムで育てるコケよりも強い光を当てるようにする。
・水が傷まないように、定期的に水替えするとよい。
・金魚やメダカを一緒に入れると、仮根を食べてしまうことがあるので注意。

こちらの記事も参考にしてください。

イチョウウキゴケの育て方

 

【苔テラリウム作品例】

フタなしの容器にアクアリウム用ソイルを敷き、水を多めに入れて育てるとよい。